旅館経営の知恵

-リョケン研究員が
お届けする経営のヒント-

引き続き、ウィズコロナ期のホテル旅館サービスをお届けします。今回は【フロント編】ＧoＴoトラベル対応についてみていきましょう。

【A】まずは、説明を書面で代用できるように準備し、説明を簡潔にします。手を抜いた雑な印象にならないように、むしろ気遣いのことばを欠かさないようにしましょう。

また、ご高齢のお客様やはじめての方に限らず、どなたも直接説明を聞きたい、自分の疑問や心配に答えてほしいと思うことがありますので、それに対応することを伝えましょう。

（予約内容の確認、署名を終えて）

「それでは、○○様、ご説明に代えて、こちらに館内のご案内、感染防止対策のお願いを用意しております。直接ご説明させていただくほうがよろしいことは何かございますか・・・

かしこまりました。ご質問がございましたら、いつでもサービスホットライン〇番にお電話くださいませ。」

フロント以外のところで電話を受けられるようにすることで、混雑時のフロント対応を軽減することを検討できます。

※ＧoＴoトラベル対応などの時間短縮のためには、まずカウンター前に並んでいただくより先に、必要な書類へのご記入と免許証などの提示書類の準備をお願いすることも考えてみましょう。

ロビー席が足りない場合は特設の記入コーナーなどを用意しましょう。