株式会社リョケン

2025年 商品力の磨き上げと課題解決の実践

旅館の商品づくり事例

2025年 商品力の磨き上げと課題解決の実践(未来への一歩・元気印の旅館)

2025年にリョケンがお手伝いした旅館の商品力の磨き上げと課題解決の実践事例の一部をご紹介します。

個人客化に対応するための個室ダイニングをオープン

1. 富山県/砺波市 庄川温泉風流味道座敷 ゆめつづり

客室数30 室のゆめつづりでは、従来よりレストランでの料理提供を中心に行っていたものの、オープンな会場であったため、高質な客室を利用するお客様を中心に、個室の会場で食事を取りたいという要望が多くありました。また、既存の小宴会場を個室の食事処として使用するケースもありましたが、意匠面から十分な評価をいただくまでには至っていませんでした。そのため、コロナ禍を経て稼働状況が激減していた大宴会場の一部を9卓の個室ダイニングとしてリニューアルしました。

一條家の原点に帰り「新型系リゾートホテル」をオープン

2. 宮城県/鎌先温泉 THE YUKAWA 一條支店

宮城県/白石市の鎌先温泉に、伝統と自然に寄り添う新たな滞在拠点「THE YUKAWA 一條支店」が、2025年9月2日グランドオープンしました。湯主一條の「本館」は、宮城県最大級の大きさを誇る国登録有形文化財の建造物が3棟並んで建ち、現在は食事会場として利用されています。歴史ある建物での食事体験が喜ばれてきました。一方で次世代へ継承する為、さらなる成長に向けて新しい商品の投入が必要となっていました。由緒ある本館の建物を守りながら、新たな地にこれまでにない体験価値を提供する、それが「THE YUKAWA 一條支店」です。初心を見つめ直し「結界」を感じる森と渓流に囲まれたYUKAWAで、癒され、本来の自分を取り戻す、そのような機会を創造します。

個人客化対応とコスト削減をかなえる大浴場刷新

3. 福島県/磐梯熱海温泉 萩姫の湯 栄楽館

萩姫の湯 栄楽館は、老朽化していた大浴場をリニューアルし、2025年10月1日に展望浴場「萩姫の湯」をオープンしました。1階の「ゆうじろうの湯」とあわせて、宿泊のお客様は2種類の湯処をお楽しみいただけます。チェックイン後とチェックアウト前にそれぞれ男女入れ替えの時間を設けることで、朝と晩、趣の違う2つのお風呂を楽しめるようにしています。

さらなる高質化に向けた既存客室の改装と おもてなしの本質を体現するラウンジのリニューアル

4. 静岡県/稲取温泉 食べるお宿 浜の湯

静岡県/稲取温泉「食べるお宿 浜の湯」様は 2025年7月に既存客室4室をリニューアルしました。また、11月には立礼茶室とライブラリーラウンジをオープンし、浜の湯での新たな過ごし方を提供しています。

「食べるお宿 浜の湯」様では、継続的に商品整備を行なっており、2022年~2024年にかけて露天風呂付き客室の増室や食事処の新設等の大規模なリニューアルを実施しましたが、この度、さらなる高質化に向けて既存客室とラウンジのリニューアルを2期に分けて行ないました。4階の和室2室をベッド+和室、ビューバス、テラス付の客室へ改装すると共に、引き続き部屋出し対応が可能な座卓と椅子・テーブル式の2タイプとしました。
また、5階の和室2室は、シャワーブース付の和洋室に簡易改装し、客室グレードをアップさせ、稼働率と単価の向上を図っています。1階のラウンジは、2016年のフロント・ロビーのリニューアル時に積み残しの課題となっていた喫茶コーナーとカラオケルームを、立礼茶室とライブラリーラウンジへと改装しました。また、あわせてお客様のご指摘の声が多かった、ロビー横のパブリックトイレのリニューアルも実施しています。