株式会社リョケン

暖灯館きくのや

客室の高品質化と独自の価値を提供し、顧客満足度の向上を追求

暖灯館きくのや(滋賀県・おごと温泉)

創業以来、お客様一人ひとりを大切にしてきた「暖灯館きくのや」。
今もその想いは変わらず、多くのお客様の「おなじみの宿」に育て上げるという方針を定めている。
そして、市場ニーズや時代の変化に対して個性を確立する為に「ほっとできる我が家のぬくもり」というテーマを継続的に磨き上げている。

こだわりの「ほっとできる我が家のぬくもり」のブラッシュアップ

【POINT】
1.強みである「ペット客」と「部屋出し」をさらに強化し、競争力に磨きをかける。
2.お客様から評価が高い「料理・サービス」と「良質な温泉」を全面に打ち出し、満足度の向上を図る。
3.新しい時代のニーズに合致した客室づくりを行い、お客様から支持される旅館になる。

厳しい時代の中で「高品質戦略」を打ち出し、27室ある客室のうち老朽化が激しい旧館の客室5室を閉めて22室という営業形態に。
2021年8月には、温泉半露天風呂付「天の風」客室2室とペット専用温泉露天風呂付「みずのね」3室をリニューアルした。

その結果、客室稼働率の上昇と宿泊料金の底上げという目標を同時に達成することができ、併せて強みである部屋出し料理とサービスの向上も図った。

きくのや料理

施設の高付加価値化が実現

現在、22室あった客室は「露天風呂付客室7室と一般客室10室」の全17室で構成し、「一般客9室、ペット同伴客8室」という客層別営業形態になっている。今後も引き続き、経済状況をみながら、一般客室のリニューアルを推進する予定もある。

規模を縮小し、客室を高品質にすることで施設の高付加価値化を実現。コロナ禍でも、客室稼働率の維持と宿泊単価のアップを可能にした。稼働率の維持は、主に自社サイトと電話から予約されるリピーターのお客様によって支えられ、直集客により収益性も上がっている。

きくのや風呂

きめ細やかな対応でお得意様を育成

リニューアルの都度、料理やサービスの改善を重ね、様々なシーンでの「接客レベル」をより向上させた。例えば、ワンちゃん連れのリピーターのお客様には可能な限り、前回と同じ客室担当をつけ、前回とは異なるメニューやお好きな料理の提供等を展開。
17室の規模だからこそ実現できるきめ細やかな対応で顧客満足度の向上を追求、お得意様の育成に繋がるおもてなしを成し遂げている。

お手紙
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暖灯館きくのや
暖灯館きくのや
所 在 地
滋賀県大津市おごと温泉
客室数
17室
竣工
2021年7月
総投資額
約2.3億円
総合企画
株式会社 リョケン
設計監理
株式会社 倉橋建築計画事務所
施工
ミノベ建設 株式会社