RYOKEN CLUB 第1回ミニアンケート「AIの導入状況」
RYOKEN CLUB 第1回ミニアンケートでは、全国の旅館・ホテル様を対象に「AIの導入状況」をうかがい、宿泊業界全体の生産性向上と付加価値創出へのヒントを調査しました。このほど、アンケートの集計がまとまりましたので、以下の通りご報告させていただきます。
◆アンケート受付期間:2026年1月9日~2026年1月19日/回答数:50軒
ご多忙のところご協力いただきました皆様には、心より御礼を申し上げます。
アンケート内容
(1)現在、AI(例:生成AI、需要予測等)を導入していますか。
・導入している
・導入したいが検討中
・導入する予定はない
(2)導入または導入を検討している領域はどちらですか。(複数選択可)
・予約・販売
・顧客対応
・マーケティング
・オペレーション
・バックオフィス
・フロント・客室
・その他
(3)導入している場合の費用はどの程度ですか。
・無料
・月額1万円以下
・月額1万~5万円
・月額5万~10万円
・月額10万円以上
(4)コメント記入欄
導入効果があり、今後も継続する予定の領域についてをご記入ください。
アンケート回答と回答から読み取れる傾向
AI導入の現状
・「導入している」44%
・「導入したいが検討中」36%
・「導入する予定はない」20%
全体の80%が「導入済みまたは導入検討中」という結果から、AIが「本格運用」へ移りつつある様子がうかがえる一方で、「導入する予定はない」が20%という回答から、費用対効果や他社動向を確認してから導入をする慎重な姿勢が読み取れます。
導入または導入を検討している領域
・「顧客対応」85%
・「マーケティング」45%
・「予約・販売」43%
・「フロント・客室」43%
・「オペレーション」35%
・「バックオフィス」20%
※複数回答
・チャットボット、CRM(顧客管理)、多言語対応等の「顧客対応」は約85%で、最も多く挙げられています。
・「予約・販売」、「マーケティング」、「フロント・客室」は40%台。「予約・販売」はレベニューマネジメント、需要予測等に活用され、「マーケティング」はレビューやSNS分析から改善点を抽出する動きが広がっています。「フロント・客室」はチェックインの効率化や館内案内の多言語化など、現場運用の負荷低減に直結するテーマが重視されている様子がうかがえます。
・その他「オペレーション」は約35%、「バックオフィス」は約20%という結果となった。ある施設では「まだAIの導入にはいたっていないが、まずはバックオフィス業務から取り組みたい」といった意見も寄せられました。
導入している場合の費用
・「無料」22.8%
・「月額1万円以下」13.6%
・「月額1万~5万円」45.5%
・「月額5万~10万円」13.6%
・「月額10万円以上」4.5%
「月額1万~5万円」が45.5%と最も高く、次いで「無料」が22.8%。「月額1万円以下」と「月額5万~10万円」はいずれも13.6%、「月額10万円以上」は、導入していると回答した22施設のうち1施設(4.5%)という結果となりました。
導入効果があり、今後も継続する予定の領域
一定の効果があり、継続を予定している領域は「レベニューマネジメント」「チャットボットによる問い合わせ対応」「多言語対応・翻訳機の活用」「口コミ返信やビジネス文書の作成支援」等が挙げられました。